【本編完結】家族恋愛 ~月と太陽~
重なるだけの唇。




ただ、それだけだったのに。




その唇が、徐々に熱を持つ。




火傷しそうな勢いで、熱く、熱く…。




「ふぅ、んっ、はぁ…」




少し離れる唇は1秒もしないですぐに重なって。


陽日は角度を変えて攻めてきて、私の唇を食べてしまいそうな勢いで。




次第に、深いものへと変化する。
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