【本編完結】家族恋愛 ~月と太陽~

「…ねぇ。」






食事後。


私が自分の部屋へと入ろうとすると、突如腕を惹かれ、自分の部屋から遠のいた。


バタン!!


ちょっと乱暴に閉められたドアの先には、見慣れた部屋。




…陽日の部屋。


まだ、二人きりになるの緊張する。


しかも、見上げた陽日の顔は、少し険しいものだったから。


より一層、緊張感が増す。
< 45 / 113 >

この作品をシェア

pagetop