~こんなことある?~『ヲカシな自分』その2 エッセイちっく超短編
頭の中の小さな戦争
私が子どものころ、両親が、山で仕事をしていたことがあった。
私は、放っておかれても、一人で遊べるお子だった。
その時、私は独りで草の実を取って遊んでいた。
草のなっていた植物は、自分の背よりも高いところまで生えていて、立ったまま、ぷちぷちとその実を摘んでいた。
植物の生えた山肌の上には、道があった。
その道が、舗装された道なのか、獣道なのか、わからない。
そんなこと、確かめなかったから。
私は、放っておかれても、一人で遊べるお子だった。
その時、私は独りで草の実を取って遊んでいた。
草のなっていた植物は、自分の背よりも高いところまで生えていて、立ったまま、ぷちぷちとその実を摘んでいた。
植物の生えた山肌の上には、道があった。
その道が、舗装された道なのか、獣道なのか、わからない。
そんなこと、確かめなかったから。
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