この恋路に幸あれ
「何やってんのよ。
アンタの奢りに決まってるでしょ?」
「そうそう。
いつも心ちゃん家で
タダでケーキ食べてるんだから
たまにはお店に貢献しなさいよ!」
鋭く二人から言われた俺は
何も言えなくなり
渋々心愛の店へと行くことを決めた。
アイツらに俺が
心愛のことを好きになっちまったことが
バレなきゃ今頃...
こんなことにはなってなかったのにっと
後悔ばかり過ぎりながら
店へと向かったのだった。