未来で輝く自分

雄二との日々

秋の空はどこか淋し気な
薄暗く生暖かい風が吹いた
この日___

学校の部活中いきなり
携帯の着信が
部室に響く___｡

｢あっ!雄二だぁ〜｣
私はテンションが上がり
電話に出た

｢奈々美今日俺ん家来いよ?｣
家が厳しい私には
困ってしまった..

｢･･え?今日?ってもう16時前じゃん..｣

そう困ったように雄二へ呟いた
｢いいから!!来いよ!!!｣
初めて雄二が怒鳴った

その言葉に私は
戸惑いながら声が震えた
｢わっわかったよ｣

部活が終わりすぐ雄二の家に
向かった

着く前にメールをしても
返って来なくて
何度電話しても
留守番電話__

そんな感じで待つ事
__1時間半が経過していた

すると自転車で走る雄二を
見つけ私は座り込んでいた場所から
立ち上がり両手を振った
｢雄〜二っ!!｣笑顔で
手を振る私に雄二も笑顔で
手を振り返し私の元へ走って来た
二人で家に上がり
雄二の部屋へ向かった