幼なじみ
高校
高校に入学して2年がたつ・・・。
私には中学校の時から好きな人がいる・・・でも・・・勇気が出せなくて
いまだに告白できないまま高校へと入学してしまった・・・

「おはよ!みなみ」
「あ!おはよう千佳!」
「ねえねえ!今度さ合コンやるんだけどこない?」

合コン!?無理っ!
私幼なじみ以外の男の子と
話せたことないし・・・男の子怖いし・・・

「私は・・・いい・・・」
「何でよー!!イケメンばっかりだよ!!コレ!見て」
そう言うと、千佳はケータイのプリクラを見せてくれた

「確かにかっこいいけど・・・でも・・・」
「そんなこと言ってると彼氏できないよ!?」
「うぅ・・・そんなのわかってるヨォ・・・」

私だって、分かってる・・・男の子と話したいけど
目の前に立たれてしゃべると
ドギマギするってゆうかなんていうか・・・

「みなみには幼なじみの『悠斗』がいるもんねー」
「!!ちがう!悠斗とはそんなカンケーじゃないもん!!」
「(笑)ハイハイ・・・」
ニヤニヤしながら言ってるけど・・・
本当に分かってくれたのかな??

授業が終わり、帰りの電車を待っていると
ソコに悠斗がやってきた・・・

「あ・・・」
「ん?あ、なんだ。みなみか」
「なんだって何よ?」
「わりぃ!わりぃ!」

何気ない会話をしていたら電車はすぐきた

「今日さ、帰るの早くない?何かあるの?」
「え・・・?あ・・・うん、家に客来るからさ」
「何であせってんの?別にあせんなくても・・・」
今日の悠斗は様子がおかしい・・・

「え?別に・・・俺次の駅で降りるから」

いつもとは違うホームで降りる、悠斗を私は
静かに見ていた


家の前に着いたとき
隣の家の悠斗の家をみた

「・・・・帰ってきてないじゃん・・・」

その頃
「ねえ、悠斗?浮気したら許さないからね?」
「大丈夫・・・俺には瑞希しか見えないから」
「ホント?約束だよっ!」
「早く映画館いこ!」

そう言うと瑞希は悠斗の袖を
グイグイ引っ張った


同時刻みなみ家

私はズーッと気になっている
悠斗がいつもより一駅前で降りたのか・・・
そして何で私に嘘ついたのか

気になっていて
勉強どころではなかった


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