幼なじみ
「みんな!みんな!起きて、ホテルに到着したよ」
千佳の声で目が覚める
「あれ?私達寝ちゃったんだ・・・」
「ううん、私達だけじゃなくて皆も寝てたよ?多分はしゃぎすぎたんだよ」
あ、そーなんだ
よかった、もし私達だけだったら
また先生に怒られてたかも・・・
「ん・・・?」
「悠斗、おはよもう付くよ?」
「おーわかった、真崎は起きてるのか??」
「うん。降りる準備してるよ」
コクっとうなずくと悠斗は自分の足元を整理し始めた
3分もしないうちに私達が乗っているバスは
ホテル都森に到着した
「す・・・すごい!大きい!」
「ねえ!?ホントにココであってるの?」
「おい!静かにしろ!」
悠斗に怒られながらも無事に
部屋へ案内された
「めちゃくちゃ広いよーね、千佳」
「うん!きてよかったね?」
ホントにそう思う、先週までは行きたくなかったけど・・・
実際に来てみたら全然違う・・・
「おっと、もたもたしてられない!お風呂、込んじゃうから早く行こう!」
「うん!そーだね」
2人は準備を終えて
部屋に鍵をして大浴場に急ぎ足で向かった