幼なじみ


「きゃー海だ!!めちゃくちゃきれい!」
私が知っている海よりはるかに綺麗で
海水が透き通ってる
「みなみ!早く、いこう!」
そういうと
私の手をひっぱって海へと走る

「めっちゃ綺麗!こんなの初めてみたよ?」
千佳が楽しそうに笑ってる
私は、顔が引きつってるのを海水に移る自分をみて
嫌気が差した

どうして
こんなに、いらいらしてるんだろ・・・
自分でもわからなくて
また、頭がいたくなる

「あ、悠斗と真崎!」
「ゴメン・・・ちょっとトイレ・・・」
その場から逃げるように私は海の家にあるトイレにむかった

「あれ?みなみは?」
「トイレだって、何か食べたのかな?」
「あ、そう・・・千佳ちょっといい?」

事情を話すこと3分

「えぇ?秘密のことをみなみに話しちゃった!?」
「うん・・・まずいんだよ・・・だから怒ってるのかも」
「んー・・・今は近寄らないほういいと思う」
「わかった・・・」

そういって、海へと戻っていく

「千佳ゴメン、ゴメン」
「大丈夫!何か、今日、帰りたくないね?」
「うん」

楽しすぎて帰りたくない・・・
でも、悠斗とずっと一緒も辛いから・・・
私は、正直帰りたかった
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