暴走族と女王様
それに比べ私は――…。
うん、ノーコメントで。
まっ別にまだ高1だしね♪普通といったら普通だろう。
でも回りからはよく尻軽だの軽い女だのの噂が絶えない。
まぁこの見た目だからしょうがないんだろうけどさ。
それから後はカナと街をブラブラしてそれぞれの家に帰った。
「ただいま〜」
その返事が返って来る事はない。私の親は2年前に離婚をした。
私は母親に引き取られたけど母親はいつも家にいない。どうせ毎晩ん男とイイ思いしてんだろうね。
グルルルルゥ
「腹減った〜」
今のお腹の音かなり出かかったね。回りに人が居なくて良かったよ。