【BL】風邪プレイはお好きですか?
雅希が円満の笑みを浮かべ俺のTシャツを捲り上げた。
…俺は、その腕を掴んだ。
「やっぱりダメ?…まぁ普通そうだよね。俺らまだそこまで発展してないし…」
「ちっ、違う!……いい、よ…」
「え、マジでかああ!
えっ、なに、俺風呂プレイしていいの!?浴槽エッチしていいの!?」
「相手が雅希なら、安心…だから」
俺はそう言うと腕を雅希の首へ回した。
――雅希の顔が近付いてくる。
それと同時に胸の高鳴りがより一層早さを増す。
…二つの唇が触れるまで、後1cm。