君のココロ…
出会い
私達が出会ったのは高校の入学式…。
私は急いでいた。
『ヤバい!後30分で入学式始まるーっ!』
そう、まさかの高校初日に寝坊><!
なんとか間に合い教室に入る。
『ふぅ、間に合ったぁ…』
『絵梨花~♪もしかして寝坊したの?』
『りっちゃん♪うん…(∋_∈)』
『やっぱりね~♪高校初日に寝坊って…(笑)』
りっちゃんとは(中沢理絵)、中学の時から一緒で私の親友。
とっても元気で可愛い♪
『あ、絵梨花ぁ♪実はね、さっき超イケメン見つけちゃった♪』
『へ~♪どんな人?』
『それがね♪同じ制服着てたの☆』
『じゃあ、一年生かな?もしかして先輩?』
『一年生ぽかったけど…』
そうして、りっちゃんと話してると入学式が始まった。
体育館で校長先生が話してる…正直全然聞いてなかった…

入学式が終わり、私はりっちゃんと一緒に帰っていた。
そしたら前から来た男の人とぶつかって転んでしまった。
『いったぁい』
『大丈夫?』
『うん、ありがとうりっちゃん♪』
その人は何も言わずに歩いて行ってしまった…
(あの人…かっこよかったなぁ…///)
私がそんなことを考えていると、
『ちょっと、絵梨花ー?聞いてる?』
『え、あ、うん』
『それでね、朝会ったイケメンくんがさっきぶつかってきた男の子だったの!運命だと思わない?』
『そうだったんだぁ!確かに運命みたい♪』
(そっか、さっきの人…りっちゃんが朝会った人だったんだ…)
そうしてりっちゃんと別れて家に帰る道を歩いていた時…
(あ、さっきの人だ…)
向かえから歩いてきたのは私がぶつかったイケメンくん…少し怖い感じ…
(名前…何て言うんだろう…)
私は少し気になっていた…だって…あまりにもカッコイイんだもん…
私は思い切って声をかけてみた。
『あのっ……名前…何て言うんですか…?私は、滝沢絵梨花っていいますっ』
ドキドキしながら返事を待つ。
『………竹内…広斗…』
その人は、小さな声で言って家に入って言った。
(私の家の…隣…)
『竹内広斗…』
口に出して言ってみるとなんだか恥ずかしかった。
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