こっくりさん

わたしは優里に話した。


優里とこっくりさんをしたこと。


その日の夜に優里が消えたこと。



雪ちゃんや葵ちゃんのことも。




わたしの知ってる優里のいない世界のこと…



話してる間、優里はただ頷いて聞いてくれた。




話し終わると優里は静かにわたしを抱きしめてくれた。



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