こっくりさん

優しかった。


あたたかかった。



「つらかったよね…

でもわたしはもうだいじょうぶだから。

もう一人で背負わないで」



「ありがと…」


また涙がでてきた。



もう優里と離れたくない…


「たとえどんなことがあっても麻衣のことだいすきだよ。

信じてるから」

< 137 / 200 >

この作品をシェア

pagetop