こっくりさん
「ずっとあんたのこと嫌だったんだよねー
ほんとうざい。
あはっ
わたしあんたのことだいっきらいなの♪」
「………」
言葉も出なかった。
優里に拒絶された。
「ほら、この姿見たことあるでしょ。
ほんと尊敬もしてないやつに敬語って疲れるよね」
その姿は歩ちゃんだった。
これ以上わたしはどうすれば…
「ほら、なんか言ってみ?
ほらほら♪」
「…………っ!」
今度は顔に激痛が走る
いや、右目だ。
「やだよぉ…
痛い…よ…優里…
わたし…たち、しんゆ…うでしょ…?」
もうだめだ。