こっくりさん
もう一つの物語
「へぇーこっくりさんって言うんだ…
なんかおもしろそう。
麻衣ちゃん喜ぶかなぁ」
わたしは白井と言う。
そこらへんにたくさんいる女子高生ですね。
でもほかの人よりちょっとだけ頭がいいというか…
頭の回転がはやいというか…
まぁちょっとだけ。
わたしには親友がいる。
きっかけは些細なことだったけど、大切な、大切な。
「麻衣ちゃん〜!」
「ぁ、優里。
ってちょっとどこ触ってんの!」
「ごめん、テガスベッタ」