俺様彼氏注意報




声がした方を振り返ると、
白髪で知的な眼鏡をかけた
一人の老人が立っていた。





執事さんはみんな
こんな感じなのかしら?(笑)





「渡貫(ワタヌキ)、こいつ部屋に案内してやって?」





「はい、かしこまりました。
ではこちらへどうぞ」





『あ、はい…』





正面から見て、左右対称になっている階段と
部屋に感心しながらも、
渡貫さんについて階段を上がった。





《やっぱ中も凄い…;;》





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