俺様彼氏注意報





「申し訳ございません。
ドアをノックしても返事がありませんでしたので、
勝手に入らせて頂きました」





『あ…そうですか…』





《鍵かける意味ないですね》






『えっとあの…お名前は…』





「アリスと申します。
これからよろしくお願いしますね?」





『あ!!はいっ』




慌てて答えるあたしに、
アリスさんはクスッと笑い、





「では、食事の用意は出来ておりますので、
準備が出来ましたら響様と一緒にいらして下さい」





と言って一礼し、部屋を出ていった。




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