俺様彼氏注意報



『ひ…びき…の部屋掃除するだけでいいんですか?』




「はいっ他に手伝って欲しいことがあったら呼ぶので」




『はあ…』




「では、私はこれで失礼しますね
はいっこれとこれ」




ニコニコ笑いながらあたしの手に
掃除道具を持たせて
アリスさんは部屋を出て行った。




あれぇ!?
指導係だよね?
適当に掃除していいの!?






閉まった扉をしばらく眺め、
渡された雑巾を握り掃除を始めた。






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