野球ボールと君の夢
中学を卒業しても
三星学園の高等部にエスカレーターで
いけたけど
行かなかった。
いままで群馬の従兄弟の家に住んでたけど
お母さんのいる埼玉にもどって
お母さんの母校
ーーーーーー県立西浦高校への入学を決めた。
評定にバツがついてたから
必死に勉強した。
二度と三星にはもどりたくない。
新しい自分に会いたい。
結果は合格だった。
歓喜と不安の渦に飲み込まれそうになりながら
西浦高校へ足を踏み入れた。
そこから俺の
新しい人生の始まりだった。