カナワヌコイ。

(鈴side)

今日
いつものように
俺はサッカーの練習着を来て
いつものように
朝飯から家族とたわいもない話して
あー。いつも通り平和だなー
なーんて思ってて。

なんか面白いこと
ないかなー。なんて
思っちゃって。


だけど

『おい大変や。』
お父さんがいつもより
声のトーンが低い。
なんかおかしい。

まさかね。
何かおこったりしてー。

『落ち着いて聞けよ?
おばあちゃんが死んだ・・・』

え?・・・


あんなにもダイスキなおばあちゃんが
逝ってしまうなんて。。。

俺があんな願いしたから?

神様はこんな出会いじゃなくて
もっと幸せな出会いをくれるって
思ってたのに。

これからまた俺たちを
苦しませるなんて・・・

この時は何も考えていなかったな・・・



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