カナワヌコイ。
『今からおばあちゃんの家
いこか。』
告別式の1日目が終わって
一段落がついてから
おおばあちゃんの娘、
つまり私の親戚の叔母である
雅子(通称:まーこ)のおばちゃんが
言い出した。
私たち親族一家は過去の事を
少し忘れようと
ワイワイしながら行った。
本当におばあちゃんの告別式は
あっという間で
半分は鈴君のことばっかり
考えちゃってた・・・。
私こんなに
誰かのこと深く考えるのは
初めてだな・・・。
でもこれを機会に
鈴君と話せたら
いいなーって思っちゃってる。
でもどうしてこんなに私
鈴君にこだわるのかがわからない。
だけど・・・
ただただ、すっごく何か予感を
感じて仕方ないんだ。
すっごく気になって
仕方ないの。