ダサメン教師の秘密♥


「そうやって、タメ口で話してよ…?」



『へっ?そんな…年上の人に…ましてや先生にタメ口なんてナメてませんか?』



「いーよ?俺が許す!っというよりも俺自身、色んな生徒の事もっと知りたいし、兄弟?見たいな関係で接しられたらもっと深まるんじゃないかって思ってんだよね。だから、みんな俺のと話す時タメでしょ?同じ目線、みたいなさ」





『…』




「だから、今日から敬語禁止な!」


ニッと笑うと顔を出す、その白い歯は一瞬輝いて見えた。




あたしも、先生と、他の生徒と同じ目線に居れるんだ…。




あたしの世界が、少しだけ変わった気がした。










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