ダサメン教師の秘密♥


喜ぶどころか悲しむ高野に俺は本当のことを告げる。





『嘘、ごめんな。高野の喜ぶ顔が見たかったんだ…』



俺はそう言って高野に解答用紙を返却する。




「だよね…だと思った」




俺から解答用紙を受け取ると高野に笑みが戻った。




『何で?何でそんなに嬉しそうなの?』



俺は高野をまっすぐ見ると高野はすぐに視線を下に落とす。




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