ダサメン教師の秘密♥



『先生の事すごく…好きで最後に抱きしめられるなんて…夢にも思ってなかったので…すごく、嬉しかった。でも…もう離してください…忘れられ…なく…なる…か…ら…』




あたしはすべてを言い切った後、堪えていた涙を流す。





『せ…先…生?』




「俺も…」




??



「俺も…高野が…好き」




耳元で聞こえたその声はとても愛しく思えた。




嘘だって思った自分もいて、信じたいって思った自分も居て、半信半疑だった。







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