ダサメン教師の秘密♥


あたしは、大粒の涙を流し泣いた。



今度の涙は、幸せの涙。




こんなにも優しい涙があったんだね。




『先生…先生を辞めるの?』




「辞め…ない!またデザイナーもやろうかな?」




『えっ?掛け持ち?』



「嘘!でも、高野の為だけに服作ろうかな?そしたらまた俺のデザインした服、着てくれる?」



『うん、うん絶対着る』





あたしは大きく頷く。




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