ダサメン教師の秘密♥


「このデザイン・・・あたしが好きなブランドのデザインに似てる・・・コレも・・・あ、コレも!!」





高野は机に置いてある俺のデザイン画を見てそう言った。





『好きなブランド?』





俺がそう言うと高野は目を輝かせながら、





「はい!」



と頷く。



その後に悲しそうな顔でこう言った。



「でも・・・今年の3月辺りに生産中止になり、全国にある店も一斉に潰されたんです・・・」




きっと高野が言ってるブランドは、俺のブランドの事だ・・・。







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