ダサメン教師の秘密♥


あっ・・・




やっべ。



『何でもねぇから、今の忘れて』



俺は高野にそう言うと、自分が持って来た荷物全て持ち教室を出ようとした。



その時、高野が口を開いた。



「どう言う事なんですか?もしかして・・・」




高野は途中まで言って言葉を止めた。



その先に言おうとしている事なんてだいたい予想がついた。



だが、それを聞いたら答えを言わなければいけない。



俺は教室から静かに去った。






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