ダサメン教師の秘密♥


『先生が実は元、デザイ…んン――!!』




高野がそこまで言った時、この次に言う言葉が大体読めたから俺は慌てて高野の口をふさぐ。


案の定高野は、ぽかーんとした顔をしている。



そりゃそうか。



高野の口を俺の手のひらで覆い、塞がれた手の向こう側にドアップな俺の顔が見えるんだもんな。



高野の顔と俺の顔が後、数センチの距離で止まってる。





高野はビックリしていて、とてもじゃないけどさっきの続きを言える程ではないみたい。






それどころかさっき言いかけた事を頭の中から吹っ飛んだような顔をしていた。







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