ダサメン教師の秘密♥
あたしの体は硬直したままで、さっき言おうとした続きの言葉が出てこない。
『…言うなよ、絶対に』
先生はあたしの耳元でそうささやいた。
言葉と一緒に先生の吐く息が漏れる。
あたしのドキドキは限界を越す。
ヤバイこのまま先生と居たら、あたし…絶対死ぬ。
っと思ったら、先生はゆっくりあたしの口から手を離した。
『んじゃ、補修の件はまた連絡するからな~!』
なんて暢気に笑顔を見せて保健室から出て行った。