ダサメン教師の秘密♥




『あの…この日は全部用事が…』




なんて嘘をついてみる。




先生の顔は予想通り目を見開いている。






「まじで?補習サボるつもりじゃねぇだろな?」



『あたし、どうしても補習ですか?』





「補習だ!高野はテスト受けてないんだからな!で、どの日なら都合つく?」


『えーっと…さっきので大丈夫です…』


あたしは渋々答えた。





< 54 / 164 >

この作品をシェア

pagetop