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ダサメン教師の秘密♥
61ページ
ダサメン教師の秘密♥
「まぁ、ね…って!再試なかったの?」
奈央は少し驚いた表情を見せた。
『うん、だって…桜井先生、意地悪だしケチだから、心の中真っ黒な鬼だから補習になっちゃった』
あたしの口は自分でもビックリするくらいすらすらと桜井先生の悪口を発していた。
「誰が“鬼”だって?」
え?
あたしの丁度後ろから、低い声が降ってきた。
あたしは、その声を聞いた瞬間冷や汗をかいた。
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