ダサメン教師の秘密♥


『嘘だ!あたしが来た時居なかったもん!!』



「居たよ!生徒を呼び出しといて出かける馬鹿どこにあるかい!」



「でも、桜井先生コーヒー取りに行っていましたよね?」



桜井先生の隣の席の高木先生が首を突っ込んでくる。



「あー、そうだな。その時、高野が職員室覗いたんだな?」



『コーヒー?』



「そっ。ほら、あの白い壁の横から入ると冷蔵庫やレンジ、ポットなどが置いてある部屋があるんだ。職員室に繋がってるけど、外からは見えないだろ?」



『なるほど!別室があったのか~!』


「知らなかったろ?」



『…うん』



< 69 / 164 >

この作品をシェア

pagetop