ダサメン教師の秘密♥
学校に着くと靴箱で上履きに履き替えさっさと補習が行われる教室へと急ぐ。
あたしはその教室のドアのガラスから中を覗く。
人がいる気配なし。
教室、間違えたのかな…??
あたしは、教室の前に立ち、“第2自習室”とかかれたプレートを確認した。
「おっ!来たな!」
あたしの後ろから桜井先生の声がした。
『あ、先生!!』
「今、誰もいないから帰ろうとしただろ?」
そう言うと先生はニコっと白い歯を輝かせながら意地悪スマイルを見せた。