ダサメン教師の秘密♥



「おいっ!待て」



先生はあたしを捕まえようと追いかけてくる。




ヤバイ。



捕まったら最後。



あたしは、廊下を全力疾走。



まるで、“ケイドロ”をやっているような感覚。






だけど、先生は意外にも足が早く、あたしは30秒もしない間に捕まってしまった。



ドロボー確保。


みたいな…。




先生は、あたしの右手首を鋭い力で掴む。



…痛い。











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