ダサメン教師の秘密♥
鉛筆で描かれた下書き程度の物、途中でぐちゃぐちゃに丸めた物、色塗り途中の物まで全て1枚1枚隅からまで目を通していた。
俺のデザイン画を見る高野の目は、キラキラ輝いていた。
「あたし、これとこれとこのデザイン好きです」
『…まじで?』
「はい!先生は実際に作らないんですか?」
『俺は…作らない。デザインを考えるだけ』
「そうなんですか…それならあたしがこの服作っていいですか?」
『…はっ!?』