ダサメン教師の秘密♥



「だって…こんなにすごいデザインなのに服にしないでゴミになるならあたし、欲しいです」






高野の真剣に訴えるその瞳は、嘘偽りなく本当に俺のデザインが好きなんだと心から思えた。






『分かった、そのデザインは高野にあげる、だけど他の生徒には内緒な?』





俺がそう言うと高野はコクッと首を前に倒す。





その後頬が緩んで笑顔を作り出す。





< 89 / 164 >

この作品をシェア

pagetop