ダサメン教師の秘密♥

先生のデザイン画



先生はなかなかあたしの方に顔を向けず、ずっとあたしと反対の方向を眺めながら、何かを考えているようだった。



『先生?』


あたしは先生を呼ぶ。



「…!」



あたしの声で我に返ったのか、体が少しビクっとなった。



「…ん?何だ?」



『あたし、帰りますね!早速これ、作りたいので…』


あたしは先生から貰ったデザイン画を見せながら言う。



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