ダサメン教師の秘密♥



補習2日目の朝は昨日の朝とは打って変わって、すっきり起きられた。



今日、先生に自分が書いた製図を見てもらうと言う、楽しみがあるからだと思う。



鼻歌を歌いながら制服に着替えて支度を済ます。



カバンを持ってリビングへ向かう。



「あら、今日は珍しく早いのね」



お母さんがあたしに声を掛ける。



『うん…先生に聞きたい事があるから早めに行く』


あたしは、テーブルの上にあった食パンを袋から1枚出して蜂蜜を掛けて2つ折にする。


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