ダサメン教師の秘密♥


それを1口も食べないうちに足が走り出す。





『行ってきます』



そう言うと慌てて家を飛び出す。




時刻は7時半。



学校に行くには走らなくても十分間に合う時刻だ。



それなのにあたしは、食パンを食べながら走る。




その光景は、まるで漫画の中の世界みたいだった。



息を切らしながら学校に到着。



学校に着く頃には右手の食パンは食べ終えていた。




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