ダサメン教師の秘密♥


『…お、お…おはよう…ございます!』



あたしはもう一度ちゃんと挨拶をしてみる。



「おはよ!何だ?高野か?」



先生は、やっとあたしだと分かったのか、苗字で呼んだ。



『はい!あの…今日メガネじゃないんですか?』






「あー…まぁ、色々あって。それより、今日は早いな」



先生はニコッと笑う。




『あ!あの、実は…製図見て欲しいんです…』



あたしは恐る恐る聞く。

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