君に触れたくて…




そよそよと、心地のよい風が吹く。


最近の俺は、ろくに学校にも行かず、仲間と遊びに明け暮れていた。




「今日の鴨はあのジジイだ」




俺らが今してること。


女に援交させて金を貰う。



恭介先輩の横の女がさっそく鴨に近づく。



そのまま2人はラブホへ入って行った。






高校3年になった春休み、街をブラブラしている所を恭介先輩に声をかけられた。




「俺らのチームに入らないか」




集団で行動するのは苦手だったが、興味半分で入ってみた。




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