君に触れたくて…




俺は力任せに、制服を引きちぎった。



「ぃやぁ!」



ボコッ



「うるせぇ!」



「恭介っ!」



「んだよ、」




俺はきっと、冷めた顔をしていたと思う。




「…んでもねぇ」



俺は無我夢中で先輩を犯した。



童貞なんて、早く捨てたかった。



それがどんな形であろうと…



先輩は抵抗はしなかった。


放心状態で、ただ教室の隅を見つめるだけ。



抜け殻のようだった。



< 191 / 343 >

この作品をシェア

pagetop