君に触れたくて…
「ぶっ…あはははは」
俺たちはその状況に爆笑した。
「お前女にやられてんの?」
「ちゃんと捕まえてろよっ」
「ごめんね~、秋桜ちゃん。あんた目的じゃないんだ~(笑)」
俺は嫌味たらしく言った。
その頃の秋桜は、可愛くもなければ少しぽっちゃり。
女の子の要素なんて1つもなかった。
「美帆ちゃんは可愛いね」
「ーーっ!」
じたばたともがく美帆。
「早く終わらすぞ」
美帆の目からは大量の涙が落ちる。
俺が美帆に近づこうとした時、
どんっ!
急に後ろから突き飛ばされた。
「いってぇなぁ…」
「美帆はあたしが守るの!美帆じゃなく、あたしをヤりなよ!!」
「意味わかんねぇこと言ってんなよブスッ!」