君に触れたくて…
朝、
太陽がまだ顔を出してない時間に俺は起きた。
AM 5:30
6時には家を出なければ、仕事場に間に合わない。
俺は眠たい目を擦りながら、洗面所へと向かった。
顔を洗い、作業着に着替える。
髪をセットし、リビングに向かった。
「おはよう」
「…はよ」
味噌汁のいい匂いが部屋中に充満し、俺の食欲をそそる。
「はい」
「さんきゅ、いただきます」
梨加の作る料理は全ておいしい。
不味いものなんて食べたことがない。
「来週さ、実家帰るわ」
俺は玉子焼きを食べながら言った。