君に触れたくて…
それから色々と話をした。
智樹は自分の夢を叶えるために、地元を離れて暮らすらしい。
「今までみたいには会えなくなるな」
「なになに~お前!寂しいんでちゅかぁ?」
「ぶっ(笑)お前気持ちわるっ」
「ひでーな、おい」
「みんなお前に会いたがってんぞ」
「みんな?」
「お前の周りの女(笑)」
「あぁ…あいつらか」
「今度の学祭、こいよ」
「んー、考えとく」
学祭か…
みんなに会いてぇな…
「ただいま」
俺が帰りついたのは深夜12時を過ぎたころだった。
そーいや、梨加のやつ実家だっけ?