君に触れたくて…




―「名前なに」



『…あきお』



初めて知った。





―『バカバカうるさい!!』



どんどん好きになっていった。





―『助けて…理音!!』



君に触れてはいけないと思った。




―「お前の顔見たくねぇんだよ…消えて」



そんなこと、一度も思ったことなかった。





―『好き』



一番聞きたかった言葉、
やっと聞けた言葉…。





―『またやり直せない?』



運命だって…信じてた。




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