君に触れたくて…
「ナイスシュート!」
俺らのチームの勝ち。
楽勝だしな。
「あっちぃ」
「はい♪理音、タオル」
「サンキュ」
「あたしまた惚れ直しちゃった」
「はは(笑)そりゃどーも」
お前に好かれても、意味ねぇって。
秋桜が振り向いてくれねぇと…
「ねぇ~」
猫なで声を出し、俺に体をすり寄せる女。
まぢで気色わりぃ。
可愛くもねぇくせに。
「なんだよ」
「Hしない?」
「…今日はパス」
そんな気分じゃねぇし。
第一、お前とヤっても気持ちよくねぇ。
「なんでよ~」
体をくねくねさせながら、上目遣いで見てくる。
最高にキモい女。