君に触れたくて…




「初めまして!宮路 秋桜です。よろしくお願いします!何か飲みますか?」




あたしはメニューを差し出す。



3人とも、風貌からは想像もつかない、チョコレートパフェやバナナケーキを頼んでいて、あたしは可笑しくてたまらなかった。




「秋桜ー、次六番行って」



「あ、はい」




ゆきたちと楽しくお喋りをすること約10分。


あたしは別のテーブルに呼ばれた。




「じゃぁ俺ら他のとこ回ってくるわ!」



「行ってらっしゃい」




教室から出るまで、あたしに手を振るゆき。


そんなゆきを見て、ユウキ先輩もカイトくんも笑っていた。



さてと!
頑張りますか!




「初めまして!秋桜です」



「おぉー!噂通り可愛い」




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