君に触れたくて…
あたしの右側の人たちが話すだけで、左側の人は一向に口を開こうとしない。
無愛想な人だなぁ…
「おい!聡っ!盛りあがろうぜ!こんな可愛い子いんのによぉ」
「あはは(笑)冗談うまいですね」
「本気♪メアド交換しよー」
え…
「それは…禁止なんで」
「なんで?大丈夫だよー」
絶対この人、しつこい!
「本当だめですから」
「なんでよぉー!ね♪秘密で」
はぁ…
どうやって断ればいいの?
「まじで可愛いよねー」
そう言いながらその男性は、あたしの太ももを触ってきた。