君の左のポケットで~Now&Forever~
12.桜色に包まれて
みんな…どうなんだろう。
やっぱりキスとかされると、相手は自分のことが好きだと思うのかな…とか考えながら、わたしは掃除中だ。
レンに突然キスをされてから、6日目の土曜、上の空で掃除機をかけていたら、玄関マットが勢いよく吸い付いてきて、さっき、格闘しながら剥ぎ取ったところで。
唇に手を当てて、あの時の感触を思い出す。
「えへ…」
ダメだ。
やっぱりにやけてしまう。
きっと今、わたしの周りには、漫画にしたらハートがいっぱい飛んでいる。
いきなりのキスで、びっくりしたけれど、少しかさついたレンの唇は、確かに温かかった。
どうして…レンはわたしにキスなんてしたんだろう。
…と考えて、「はあ…」とため息が漏れる。
嬉しさ半分、疑問半分って感じの。
やっぱりキスとかされると、相手は自分のことが好きだと思うのかな…とか考えながら、わたしは掃除中だ。
レンに突然キスをされてから、6日目の土曜、上の空で掃除機をかけていたら、玄関マットが勢いよく吸い付いてきて、さっき、格闘しながら剥ぎ取ったところで。
唇に手を当てて、あの時の感触を思い出す。
「えへ…」
ダメだ。
やっぱりにやけてしまう。
きっと今、わたしの周りには、漫画にしたらハートがいっぱい飛んでいる。
いきなりのキスで、びっくりしたけれど、少しかさついたレンの唇は、確かに温かかった。
どうして…レンはわたしにキスなんてしたんだろう。
…と考えて、「はあ…」とため息が漏れる。
嬉しさ半分、疑問半分って感じの。